【d!】不良を買い取りました！

7話※ ページ7

世界史

os「めぅ〜、なら、今日は産業革命あたりからしよか」

「…」

kn「…」

世界史の授業は嫌いやない
あのオスマンセンセーの話は
おもろいし、為になる

ま、…センセーの視線が
あの不良サンにしか向けられへんのが
癪やけどな


os「…めぅ」

Aは、今日も眠ってる。
最近ほんま居眠り多いよな…

起こしに行ってあげてもええが、
どうせまた寝る

いっそ、寝かせてあげた方がええやろ

os「ここ、重要やで」
os「テスト出るで〜〜」


「…」

なんかセンセーがテスト出るって言ってた
よくわかんないけど、書いとこ







───
会議室


os「A、また居眠りしてるやん」
「あぁ、すんません」

休み時間、トイレで籠る計画は
彼のせいでなくなった。

プンプンと効果音が着きそうな
柔らかい雰囲気のせんせー


os「…んで、1日何人の相手してるん」
「…」

ネクタイを緩み、嫉妬に近い怒りを
露わにするオスマンさん。彼の手が
俺の肩を壊すように掴み離さない

「守秘義務なんで」
os「はい2000円」
「最近は、1日5人くらいです。」
「あと、健全なバイトとかも始めました」

os「…」

Aの顔は、はっきり言って整っとる
綺麗な目やし、鼻だって高い
人形のような唇なんか

《いくら食っても、食い足りひん》

os「…Aは、学生が本業やろ？」
os「授業中居眠りはあかんちゃうか」

「しゃーないですよ、俺は学生以前に」
「金を払って生きる現代人やし」

os「…今日いける？」
「あ、はい。いつもの時間空いてますよ」
os「ん、頼む」

「…りょーかい…」

os「ん、…」
「まって、キスはここじゃだめですよ」
os「…あかん？」
「ダメです。貴方は、先生でしょ？」

「本業忘れたらダメです」


os「…」

Aは、俺の唇をなぞった後
意味ありがな微笑みをみせつけ、
部屋を出ていった。

…

ずるい



───
os

男好きとして有名(2)

世界史の先生

Aと繋がりあり

裏の組織の一員なんて噂が立ってる

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