一話 ページ2
「私、桃山えみりっていうの！よろしくね！」
『うん、私は田中A！えみりちゃんと仲良くなりたいな！』
「私も、Aちゃんと仲良くなりたい！」
『嬉しい！……ところでさ、えみりちゃんは生徒会の人たち、知ってる？』
「え？知らないなぁ」
っていうか思うんだけど、なんで新入生で入学式すらまだの私が生徒会なんて知ってんだよ。
『知らないの！？皆、凄くイケメンなんだよ！私たち皆、お近づきになりたいのに！』
「うーん、私はそんなに興味ないかなぁ」
あ、今、ヒロインの後ろの席のシャオロンが反応した。
『そ、そっか…あ、入学式始まるみたい』
「だね。行こ！」
『うん！』
…本来お話というのは、私の独白で始まるはず。
それより前にヒロインが話しかけてきたから台無しになった。
入学式
校長の長い話は、ゲームだからかカットされて、生徒会の人の挨拶だった。
グルッペン会長が壇上を上がると、直後に凄まじい歓声。
もちろん、私も立って叫ぶ。抜かりないよ。
ヒロインは顔を顰めて耳を塞いでいた。
話が終わると私たちは座った。
……あ。
生徒会の人たちが降りる時、グルッペン先輩が、顔を歪めているヒロインを見ていた。
ヒロインは気付いていない。
ちなみに私は、私を見てるの…！？と顔を赤くさせておいた。
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なな - 更新！ありがとうございますまぁぁぁす！！ (5月12日 19時) (
レス) @page48 id: cffe520b59 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 華斗さん» ありがとうございます！話が浮かんだ時に書くので更新はまちまちですが頑張ります！ (4月24日 18時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
華斗(プロフ) - 好きすぎて毎日拝見しています！応援してます！！ (4月23日 12時) (レス) id: bd626aa164 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 石さん» ありがとうございます！夢主ちゃんもヒロインちゃんも喜んでると思います💪 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ーーーさん» ありがとうございます！？そう言ってもらえて嬉しいです🙏 (3月20日 9時) (レス) id: 197d152f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2024年3月17日 18時
