ヒロインかと思えば、親友ポジでした【d!】

十話 ページ11

シャオロンは流石に話す頻度が多いので、もう慣れたフリをしている。

流石に他の生徒会の人達は頬を赤らめるフリをするけど。

「えみり、もうすぐでテストやけど勉強してんの？」

ヒロインとシャオロンの会話を盗み聞き。

「あ、実はそんなに…」

設定では何もしなくても学年一位とるぐらいだもんねー。

「そうなん？次の週末、生徒会の奴らで勉強会するんやけど、来る？」

ここで断ったらシャオロンと2人だけルート。

「え、いいの？私今回の単元自信なかったから助かる！」

逆ハールートほぼ確。

シャオロンはもう30行きそうだから、他の人の好感度を整えないといけない。

今一番低いのがウツで、コネシマ先輩以外は大体「5」超えている。

この機会に好感度を上げてくれると助かる。

「あ、そういえばその勉強会やけど、シッマの後輩も来んねんな」

「後輩…？」

「今中3の奴。まぁ2人とも悪い奴じゃないし」

ショッピとチーノのことか。

勉強会で初対面かー。それより前に2人とも出会いフラグあるんだけどな。

出会いフラグ拾ってから行くと好感度上がりやすくなるらしいんだけど…

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